今回の旅は、デトロイトで乗り継ぎ時間が1時間半しかない。
私は心配していた。
航空券を買った旅行会社で聞くと、
「大丈夫です。もし遅れたら現地で文句を言ってください。」
そう言われても、英語で文句なんか言えない。
デトロイトに何十回も行っている知り合いに聞くと
「けっこう厳しい時間。でも、間に合わない時間じゃない。
入国管理官の黒人の人と、女の人は時間がかかるので
避けた方が良い。」と、アドバイスを受けた。
乗る日に関西空港のノースウエスト航空のカウンターで乗り継ぎ時間のことを聞いた。
「全く問題ありません。国際乗り継ぎ時間の範囲内です。」と、
自信たっぷりの返事。
本当に、大丈夫なの?
私はデトロイト空港に行ったことがあるが、あそこはけっこう広い。
デトロイトには、時間通りに着いた。
入国も、アドバイス通り男の人の管理官に行った。
「HAJIMETE?」と言われたのが、さっぱりわからず????
日本語で「は・じ・め・て?」と、聞かれただけだった。
おばちゃん3人は愛想を振りまき、さっさと通過。
ここまでは順調。
次は荷物を取る。
2人分はすぐに出て来た。
3人分一緒に預けたのに、待っても待っても1人分出てこない。
どうしよう!時間がない。でも、荷物もない。
ヤキモキしていたら、ひょっこり出て来た。
スーツケースが大き過ぎて、私たちが取るのに困っていたら
全然知らないおんちゃん(アメリカの人と思う)が
手伝ってくれて、すご~く助かった。
手伝うの当然みたいな感じで、とってもスマートだ。
そんなことを感心している暇はなかったんだ!時間がない。
荷物を取って税関を通り、身体検査を受けて
また、荷物を預けて・・・
後、20分くらいしか時間がない。
タンパ行きは空港の端っこだ。
デトロイト空港はモノレールが走っているので、
それに乗って、慌てふためいて行った。
モノレールを降りて、ひたすら走る・走る・走る。
誰が大丈夫ですって言ったの?????
着いたのが10分くらい前。
ぎりぎり間に合った。
と思ったら、出発が遅れて
結局、もう20分くらい時間が余った。
乗り継ぎ時間はやっぱり2時間くらいは必要だと痛感した。
走り回ったデトロイト空港